東急電鉄は、5月13日に2019年度の設備投資計画を発表した。今年度は、昨年度より22億円増の619億円の投資を計画している。今年度は、2020系を60両、3020系を24両を増備する。主に以下の内容が計画されている。
- 2022年までの8500系の置き換えに向けて、2020系6編成60両を増備する。
- 2019年度秋に、目黒線に新形式3020系3編成24両を増備する。
- 2019年度中に東横線・田園都市線・大井町線の全駅へのホームドア整備が完了する。今年度は、6月末までに東白楽、二子新地、鷺沼(2・3番線)、藤が丘、田奈、大岡山に、9月末までに宮崎台、青葉台、つくし野、南町田に、2020年3月末まで多摩川、白楽、鷺沼(1・4番線)、すずかけ台、中央林間、下神明、戸越公園、旗の台(5・6番線)、北千束、等々力にホームドアを設置する。
- 田園都市線で地下区間を中心に、き電線絶縁化対策や電車線調整器更新などの設備更新を進める。
- 2020系の車両情報管理装置や線路状態のモニタリングシステム、ビッグデータのリアルタイム蓄積を活用して、メンテナンス性の向上や故障の未然防止に繋げるための検討を進める。
- 2022年の供用開始を目指して、東急初のデジタルATCを東横線で整備する。
- 東京オリンピック・パラリンピック開催までの全編成設置を目指して、車内防犯カメラの設置を進める(継続)。
- 踏切に3D式障害物検知装置を設置する(継続)。
- 駅周辺の開発に合わせて、11月に渋谷駅の地下出入口番号を変更し、案内誘導サインを改善する。
- 2019年秋の「南町田グランベリーパーク」まちびらきに合わせて、南町田駅の駅舎をリニューアルし、駅名を「南町田グランベリーパーク」駅に改称し、平日も急行列車の停車駅とする。
- 池上駅の改良工事を継続する。
- 旗の台駅改良工事「木になるリニューアル」を継続する。
- 江田駅、白楽駅でエスカレーターを整備する。
- 三軒茶屋駅、桜新町駅でエレベーターを増設する。
- 二子新地駅、高津駅のホーム屋根延伸工事を継続する。
- 駅のトイレのリニューアル工事を横浜駅、用賀駅、桜新町駅で行う。
関連リソース
- 公式サイト