東急1503F登場

 東急1503Fが登場した。日比谷線直通用であった1003Fの8連を池上線・多摩川線用に改造したもので、7000系に準じたデザインに変更された。1000系1500番代としては、営業運転に入る最初の編成となり、5月10日に営業運転を開始している。

 上り方の先頭車はデハ1503で、クハ1003を電動車化し、台車はデハ1253から流用している。
 中間車はデハ1603で、デハ1203からの改造であるが、主制御装置は7000系と同様の補助電源装置との一体形に交換されている。パンタグラフは増設されて、シングルアームパンタグラフ2基になっている。
 下り方の先頭車はクハ1703で、クハ1103から改造されている。

 行先表示器はLED化、ATCは撤去され、ATSのみとなっている。
 7000系に準じたデザインに変更されて、帯は赤色から緑と黄緑、金色の3色に変更され、車内は木目調になった。シートは緑色で、中間の仕切りが無くなり、弓状の手すりが新設されている。

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