東急1000系が福島交通へ譲渡

 日比谷線直通運用が無くなり余剰となっていた東急1000系の中間車が福島交通へ譲渡された。元東急7000系である福島交通7000系の置き換え用として、2016年度に2連1編成・3連1編成、2017年度に2連1編成・3連1編成、
2018年度に2連2編成の計14両を導入する予定。

 車体は、ダークブラウン、ピーチフラワー、シャンパンゴールドの3色の帯が貼られ、前面は上田電鉄6000系、一畑電車1000系のような窓配置で、側面窓には、福島市の観光PRキャラクター「ももりん」が貼られている。運転台は、東急1000系に準じたワンハンドルマスコンとなっている。シングルアームパンタを先頭車のデハには2基、中間車のデハには1基搭載している。改造は東急テクノシステムにて行われている。

 2016年度に譲渡された車両は、以下のような編成となっていて、2017年4月1日に営業運転を開始した。

デハ1107(元東急デハ1307)-クハ1208(元東急デハ1257)
デハ1109(元東急デハ1308)-デハ1313(元東急デハ1408)-クハ1210(元東急デハ1258)

 2017年度の譲渡車両が、2017年11月27日に長津田から福島に向けて甲種輸送されている。

 2018年度の譲渡車両が、2018年11月14~19日に長津田から福島に向けて甲種輸送されている。

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