JR九州883系

 1994年に登場したJR九州初の振り子式特急電車。製造時期によって前面や内装の一部が異なっている。ブルーリボン賞、ブルネル賞を受賞している。

 1995年4月20日から博多~大分の特急「ソニックにちりん」で運用されている。1996年3月のダイヤ改正から特急「ソニックにちりん」は2時間おきに運転されるようになった。1997年3月のダイヤ改正からは、博多~大分の特急が「ソニック」に名称変更され、1往復を除き883系となった。2000年3月のダイヤ改正からは、特急「ソニック」が佐伯まで乗り入れるようになった。

 2005年から2007年にかけて、全編成がリニューアルされた。ステンレスの部分も塗装されて、車体全体がメタリックブルーの塗色となっている。
 2008年には、5連だった4次車に中間車2両を増結して7連とし、全編成が7連に統一された。

リニューアル前

特急ソニックにちりん号 博多 1995/9/3 市場さん撮影
特急ソニックにちりん号 博多 1996/9/1 Kobackさん撮影
特急ソニック号 博多 2000/2/5 光の翼さん撮影
特急ソニック1号 枝光~戸畑 2000/8/28
特急ソニック102号 戸畑~枝光 2000/8/28
特急ソニック号 博多 2000/8/31

リニューアル後

特急ソニック号 博多 2005/10/25
特急ソニック号 大分 2011/3/11
特急ソニック9号 博多 2011/3/12
特急ソニック26号 枝光~スペースワールド 2018/8/25
大分 2020/10/17 883系ソニック(「鬼滅の刃」デザイン)
特急ソニック40号 陣原~折尾 2022/5/4

 2020年10月12日~12月下旬は、AO-16編成が883系ソニック(「鬼滅の刃」デザイン)になっている。