宇都宮ライトレール、宇都宮駅西口は高架で整備

 宇都宮ライトレールのJR宇都宮駅西口の電停付近が、高架で整備されることになった。12月2日に行われた芳賀・宇都宮基幹公共交通検討委員会の交通結節点等基盤整備部会で決定した。建設費用は約100億円程度の見込み。

 地上案と高架案が比較検討されていたが、景観面で工夫が必要となるものの、高架案の方が、自動車交通とは立体交差となり、円滑で安全性の高い自動車交通が確保しやすく、LRTの速達性・定時性が高くなり、JRと乗り継えやすいことから、高架案が選定された。

 宇都宮駅東口の電停からは、上り勾配となり、2階の高さで東北本線を跨き、新幹線の高架下を抜け、宇都宮駅西口に至る。宇都宮駅西口の電停からしばらく高架のままで、田川を渡るあたりから下り勾配となって、上河原交差点で地平となる。

関連リソース