JR九州485系

 国鉄から引き継いだ交直流特急電車。中間車の先頭車化改造や前面貫通扉の廃止など、車体のバラエティが豊富である。また、JRになってから、RED EXPRESSなどの塗装変更が行われ、国鉄時代から印象が大きく変わっている。

 783系が登場するまでは、485系のみであったが、787系、883系、885系の登場とともに次第に活躍の場が狭められていった。2000年3月のダイヤ改正からは、特急運用は日豊本線系統のみとなり、にちりん、ひゅうが、きりしまで活躍している。2001年3月のダイヤ改正では、にちりんが小倉発となり、特急運用では博多に顔を出さなくなった。

 2011年3月のダイヤ改正で、定期運用から引退した。その後は、国鉄色の3連と5連が波動用で残っていたが、2015年に営業運転を終了し、2016年に廃車されて、形式消滅した。

RED EXPRESS

特急かもめ号 二日市 1995/7/24 市場さん撮影
博多 1995/9/3 市場さん撮影
宮崎~南宮崎 2011/3/11

KAMOME EXPRESS

特急かもめ号 水城~都府楼南 1995/3 市場さん撮影

MIDORI EXPRESS

HUIS TEN BOSCH

特急ハウステンボス号 ハウステンボス 1995/7/24 市場さん撮影
特急ハウステンボス号 ハウステンボス 1999/9/8

KIRISHIMA EXPRESS

KIRISHIMA & HYUGA

宮崎 2002/1/13
南宮崎 2002/1/12
特急にちりん16号 牧~大分 2011/3/11

国鉄色

特急きりしま3号 西鹿児島 2002/1/13
特急きりしま5号 2011/3/11 宮崎~南宮崎