JR九州、キハ72系のゆふいんの森を5連化

 JR九州は、今年の夏にキハ72系のゆふいんの森を5連化する。海外からの乗客が増えて、高い乗車率を維持していることから、中間車を1両新製して5連化することになった。
 7月18日から5連で運行されている。

 新製する中間車はキサハ72-4で、4号車に組み込まれている。定員は60名、展望スペース、ウォシュレット付きトイレ、化粧スペース、手荷物置場が設けられ、乗降口は無い。ハットラックではなく、荷棚になっている。構体は近畿車輛で製造され、JR九州の小倉総合車両センター製となっている。

 合わせて、3号車のキハ72-3には、バリアフリーに対応した車椅子用の昇降装置が設置された。2号車の男子トイレが男女兼用に変更、5号車に多目的室が新設されている。すべてのトイレ床面がタイル貼りにリニューアルされている。

 5連化に伴い、これまでの博多寄りの先頭車であったキハ72-4は、キハ72-5に改番された。

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