広島電鉄宮島線が1922年8月22日に広電西広島~草津で開業して8月22日で100周年を迎えることから、広島電鉄は「宮島線開業100周年記念事業」を8月22日(月)~2023年3月に行っている。記念事業の終了後も、宮島線全線開通100周年を迎える2031年2月頃まで継続的な取り組みを実施する予定。
- シンボルマークの作成
宮島線(2号線)を表す「赤色」と、宮島線の沿線に広がり宮島を囲む海の「青色」を基調とし、現在の宮島線を象徴するシンボルとして、2022年7月に開業した新しい「広電宮島口駅舎」と「最新型車両(5200形)」を取り入れたデザインで、「ありがとう宮島線、これからも。」のメッセージが入れられている。 - 宮島線電車に記念ヘッドマーク掲出
8月22日(月)から宮島線を運行する33編成に、シンボルマークをヘッドマークとして掲出して運行する。
- 3100形リバイバル塗装の実施
3101が「宮島線直通色塗装」に復元し、10月4日から運行している。
- リバイバル復元記念企画「3100形ツアー」
「宮島線直通色塗装」に復元した3101に乗車して、7月にリニューアルした広電宮島口への入線や、荒手車庫・千田車庫での撮影会などツアーで、10月8日(土)・9日(日)・10日(月・祝)・22日(土)・23日(日)に開催された。
- 宮島線直通色塗装復元前「3100形ぐりーんらいなー3編成撮影会」
3101が宮島線直通色塗装に復元する前に、ぐりーんらいなー塗色の3100形3編成が撮影できるものだったが、台風接近で中止となった。 - 記念グッズ発売
方向幕アクリルキーホルダー(400円)、フェイスタオル(1,200円)、クリアファイル(600円)が発売される。千田営業センター、広島駅営業センター、紙屋町定期券窓口、西広島営業センター、五日市営業センター、宮島口営業センターなどで発売。 - その他
もっと!「#わたしの宮島線」エピソード募集、銚子電鉄とのコラボイベント「100周年を止めるな!~広電から銚電へのバトンリレー~」、これからの宮島線沿線を考える場「みやじません ヒト・コト トーク」、宮島線沿線の公民館・市民センターでのリレー講座「宮島電車のはなし」が開催されている。