宇都宮ライトレールHU300形登場

 宇都宮ライトレールHU300形が登場した。3車体連接の超低床電車で、新潟トランシス製。車体長さは29,520mm、幅は2,650mm、高さは3,625mm。定員は160人、うち座席は50人。雷の光をイメージした黄色をシンボルカラーとしている。A車にパンタグラフを装備している。車内は、通路の左右どちらも2人掛けの座席で、ロールカーテンに宇都宮の伝統工芸「宮染め」をモチーフとしたデザインを採用している。A車とB車に車椅子スペース、C車にフリースペースを設置し、すべての扉に乗車用と降車用のICカードリーダーを設置している。愛称は「ライトライン」。製造費用は1編成あたり約4億円。今後、開業までに全17編成を増備する。

 1編成目となるHU301が、5月27日に下平出町の車両基地に搬入された。5月31日に関係者向けのお披露目式が開催され、今後、宇都宮市民・芳賀町民を対象に見学会などが実施される予定。

関連リソース