ライトラインHU300形がローレル賞受賞

 芳賀・宇都宮LRTのHU300形が、鉄道友の会のローレル賞を受賞した。

 1997年以降、熊本市電、富山ライトレールなどに導入されてきた旧アドトランツ・タイプの車両構成を基本としているものの、制御装置はSiCによるIGBTを採用、29.52mの全長は軌道法の限界30mいっぱいの長さとなり、車体幅を超低床式車両としては最大の2650mmとし、一般鉄道並みの座席幅450mmを確保して、利便性と快適性を高め、黄色を基調とした斬新なデザインで、IC乗車券を使用すれば、全ての扉から乗降が可能なように、乗車用・降車用のリーダーを各扉の左右に設け、利便性や乗降時間の短縮を図るなど、新規開業のLRT路線における、インパクトのあるデザインの車両であることから、社会的にも大変に注目されるとともに、次世代のLRTを期待させるポテンシャルの高さからローレル賞に選定された。

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