嵐電、桜の植樹とメンテナンス

 京福電気鉄道は、御室仁和寺駅に御室桜を植樹し、沿線での桜の育成・メンテナンスを実施することになった。

 御室仁和寺駅の北野白梅町行きホームにあったシダレザクラは、テング巣病に侵されていて再生は難しいことから、2月29日に仁和寺で育成されている「御室桜」の苗木が植樹された。

 また、沿線の桜は、台風の影響で枝葉の折損や倒木が生じ、老齢化も著しく、手入れが必要な状況となっていた。特に、北野線鳴滝~宇多野の桜並木「嵐電桜のトンネル」のソメイヨシノは、北野線開業時に植樹され、約95年が経過して老齢化していることから、「嵐電・桜のトンネルライトアップ」は当面休止し、桜木のメンテナンスに注力することになった。

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