阪堺線開通100周年記念セレモニー開催

　阪堺電気軌道は、12月1日に阪堺線恵美須町～市之町(現、大小路)が開通100周年を迎えたことを記念してセレモニーを開催した。

　セレモニーの前には、新世界で阪堺線開通当時をイメージした制服が披露された。その後、阪堺線開通当時の明治・大正のレトロな衣装を着たセレモニーの出席者が 、阪堺線、新世界、天王寺動物園の100周年をPRしながら、セレモニーの会場となった恵美須町電停まで歩いた。

　セレモニーは、鉄道アイドル・斉藤雪乃さんの司会で進められ、阪堺社長や来賓の挨拶、バイオリニスト浅井咲乃さんによるバイオリン演奏、 郵便局から記念切手シート贈呈、記念電車出発テープカットなどが行われた。

　その後、セレモニーの出席者は100周年のヘッドマークや装飾をしたモ161の記念電車で大小路へ向かい、堺市役所で阪堺線の開通100周年と来年に100周年を迎える新世界のPRを行った。

　また、阪堺線100周年を記念して、「阪堺線開通100周年記念乗車券」(1セット1,000円)の発売、100周年PRフラッグの掲出(12月1日～1月31日の予定)、『阪堺線100年の歴史』と題した写真展の開催(堺市役所本館、堺市立町家歴史館山口家住宅、なんばパークス)、電停の飲料水自動販売機120円の商品を100円に値下げ均一、南海・阪堺まちあるき「歩の歩のマップ」の配布も行っている。

関連リソース