東急5000系の6ドア車を4ドア車に置き換え

 東急田園都市線各駅にホームドアを設置することになったため、5000系の6ドア車をすべて4ドア車に置き換えることになった。

 平日朝ラッシュ時に座席を格納した6ドア車を組み込んだ編成で運行している上り準急列車は、順次4ドア車に置き換えられる。2015年12月8日からは、長津田7:54発準急清澄白河行きが4ドア車に置き換えられ、1月12日からは中央林間6:53発準急押上行き、2月8日からは長津田7:06発準急久喜行き、3月4日からは中央林間7:02発準急押上行きと、それぞれ置き換えられる予定。

 置き換え用の4ドア車は、これまでの5000系から内装の仕様が変更されている。白を基調に、貫通扉や床の一部が木目調となっている。シートは、4110F Shibuya Hikarie号で採用されたハイバック仕様で、戸袋部分の座席にはヘッドレストが設置された。フリースペースには暖房を設置、荷棚の高さが低くなっている。

 置き換え用の4ドア車は、2015年12月23日に5117F用と5120F用となる最初の6両が長津田に搬入された。最初に5120Fが組み替えられ、1月12日に営業運転を開始した。

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