筑鉄、ICカードnimoca導入

 筑豊電気鉄道は、3月14日にICカード「nimoca」を導入する。交通系ICカード全国相互利用に対応する。

 nimoca導入に伴い、回数券は3月13日で販売終了し、代わってnimocaでは、2種類のポイントサービスを行う。利用金額の2%をポイントとして付与する固定ポイントと、当月中の利用合計金額に応じたボーナスポイントがある。
 定期券はnimocaに移行し、従来の紙の定期券は販売を終了する。nimocaの定期券発売時には、新たにクレジットカードでの支払いにも対応する。合わせて、定期運賃の一部を値下げする。
 おとなりきっぷも3月13日で販売終了となるが、交通系ICカードでは、おとなり割引サービスを適用する。1駅間を乗車する場合は120円に割引する。なお、黒崎駅前~熊西、楠橋~木屋瀬は2駅間になるが、おとなり割引が適用されて、120円となる。

 交通系ICカードでは、乗り換え制度を適用する。途中止まりとなる筑豊中間行き、楠橋行きに乗車した場合、筑豊中間、楠橋で降車し、後続の電車に30分以内に乗り継ぐと、出発駅からの直通運賃による精算となり、後続の電車で降車する際は、差額運賃のみ差し引かれる。

 導入を記念して、オリジナルデザインカードが3月14日に10,000枚限定で発売される。

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