岡電1011 MOMO2登場

 岡山電気軌道1011が登場した。9200形の2編成目で、MOMO2の愛称が付けられている。

 外観は9201とほとんど変更無く、ヘッドライトのカバーが出っ張った形状になったことと、A車の左側連結面寄りに屋上へのステップを追加、前面のガラス下部のロゴの位置が変更された程度で、小さな変更にとどまっている。

 車内はA車は白色、B車は黒紫褐色の木に変更された。クッションが常備されている。運転台の後ろの案内表示器は液晶モニターに変わり、料金箱の高さが低くなった。飲食用にテーブルを取り付け可能になっている。

 導入費用は2億8,000万円で、9201と同様にRACDAを通じてMOMO2導入費用を支援するサポーターが募集されて、1万円以上支援した方の名前がA車の車内に掲示されている。その二次募集が12月31日まで行われていて、1口1,000円、10口以上で車内に名前が永久掲示される。

 10月15日に出発式が行われ、営業運転を開始した。10月28日からはMOMOの2編成とも充当されて、東山線と清輝橋線の両方で運転されるようになる。ただし、点検のため東山線は火曜日、清輝橋線は金曜日に運休する。

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