土佐電氣鐵道は、新会社に移行する見通しとなった。
4月28日に開催の第6回中央地域公共交通再構築検討会で提言されたスキーム案に基づき、土佐電氣鐵道、高知県交通、土佐電ドリームサービスの3社を統合する共同新設分割計画が、6月3日に各社の取締役会で承認決議された。
計画では、3社がそれぞれ会社分割を行って全事業を承継する新会社を10月1日に設立する。新会社は、高知県、高知市などの自治体が合計10億円を出資し、株式は100%自治体が保有する。新会社に移行後、3社は解散、土電と高知県交通が金融機関から受けた借入金のうち、合計約26~28億円を債務免除する、というもの。
6月27日に開催される各社の株主総会で承認が得られれば、計画が実施に向かう。新会社の社名は公募する予定。
その後、6月27日に開催された各社の株主総会で承認され、新会社へ事業が継承されることになった。
7月16~31日には、新会社の社名公募が行われている。
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