LRT都市サミット豊橋2013開催

 2月1日に、穂の国とよはし芸術劇場PLATにて、LRT都市サミット豊橋2013が、豊橋市主催、豊橋鉄道共催で開催された。当初は昨年10月に開催の予定だったが、台風の接近に伴い中止となり、規模を縮小して開催された。

 国土交通省がLRT導入時の支援制度の紹介などを行った。鉄道友の会須田寛会長が基調講演を行い、国内の路面電車で黒字なのは軌道敷内への自動車乗り入れ禁止にしているところで、電車がスムーズに走ることができれば黒字になる可能性があると指摘。近年新しく建設している鉄道路線は国などの補助を受けているところだけで、鉄道会社が自力で新線を建設できる時代ではなく、街作りと合わせて行うべきとした。

 首長会議では富山市、福井市、岡山市、広島市、松山市、熊本市、鹿児島市の副市長か担当者と、豊橋市長が出席し、今までと、以下の将来の取り組みを発表した。


鹿児島市

熊本市 (1)

熊本市 (2)

熊本市 (3)

松山市 (1)

松山市 (2)

豊橋市

 鹿児島市はウォーターフロント地区への観光路線新設、熊本市は熊本駅構内への乗り入れ、松山市は松山駅高架化後の延伸、広島市は駅前大橋線への切り替え、岡山市は岡山駅構内への乗り入れ、福井市は福井駅前広場への延伸、富山市は富山駅構内への延伸、豊橋市は、駅前~新川の軌道緑化について発表している。

 最後に、サミット宣言と、次回は2015年に鹿児島市で開催することが発表された。

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