富山地方鉄道デ7022がレトロ電車にリニューアルされた。富山市内軌道線開業100周年の記念と、来春の北陸新幹線開業に向けて路面電車の観光資源化を目指したもので、1月27日に運行を開始する予定。
水戸岡鋭治氏によるデザインで、昔の路面電車の面影を残す外観、木材を使用した安らぎや温かみのある室内空間をコンセプトとしている。車体は、デ7000形登場時の塗色をベースに、ロゴなどが追加されている。車内は、テーブルが取り付けられ、床は板張りに、室内灯は昔のものに交換されている。リニューアルの費用は、約730万円。
運行初日の1月27日には、南富山駅前で11:00から発車式が開催され、その後、試乗会が行われ、南富山駅前12:18発から通常運行する。
通常ダイヤの中で運行されるが、平日は日中だけの運行となる。貸し切りも可能。
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