京福電気鉄道は、嵐山駅を2段階に分けて改修し、3月15日と7月13日にリニューアルオープンした。
「安全で、お客様が使いやすい駅づくり」をリニューアルのテーマとし、改札口を廃止、東出口の新設、キモノ・フォレストを設置する等、駅施設を「電停のある小さなまち」ととらえ、改札口を撤去して、誰でも自由に行き来ができ、どこからでも入れる構造となった。
3月15日のリニューアルでは、以下が行われている。
- 改札口の廃止
- ホームの嵩上げ、平滑化
- 点字誘導タイルを全ホームに設置
- ホーム上屋の新設・延長
- ホームの照明を全てLED化
- 嵐電初のタッチパネル式高額紙幣・8ヶ国語対応、企画乗車券発売機能を備えた券売機の導入
- 42インチ液晶ディスプレイの案内表示器設置
- 駅務室とインフォメーションコーナーの統合
- 駅窓口の営業時間を、駅ビル店舗の営業時間と統合
- トイレの全面改修
- 嵐山温泉『駅の足湯』の整備
7月13日のリニューアルでは、以下が行われている。
- 駅東出口の新設
- 緑地や池、回遊路、ベンチを配置
- 森田恭通氏デザインの高さ2mの「キモノ・フォレスト(友禅の光林)」約600本を設置