1月15日に、田園都市線の混雑緩和対策が東急から発表された。田園都市線朝ラッシュ時の上り急行を準急に変更、5000系の大量増備、大井町線に急行登場が主なところ。
4月5日より、平日の朝8時台に渋谷に到着する田園都市線の上り急行を準急に変更する。準急は二子玉川までは急行と同じ停車駅で、二子玉川から渋谷までは各駅に停車する。乗客が急行に集中することによる列車遅延を、すべて各駅停車にすることで、混雑緩和と列車遅延を防止する。対象の列車は、長津田7:25～8:19発の急行13本。準急への変更により、二子玉川～渋谷の所要時間は約2分延びる。
8500系の老朽化による車両故障が原因の列車遅延防止のため、5000系を大量増備する。2007年度から3年間で250両増備する。2007年度は、40両増備する。また、6ドア車を4月に1編成、5月に2編成、9月に3編成導入する。
田園都市線の混雑緩和対策の一環として、大井町線の溝の口延伸を前に、2008年3月からの予定で大井町～二子玉川で急行を運転開始する。急行の停車駅は、大井町、旗の台、大岡山、自由が丘、二子玉川で、5000系系列の6連で運行予定。朝ラッシュ時の二子玉川～大井町の所要時間は、急行で約18分となる。