東急新横浜線の運行計画概要

 東急電鉄は、2023年3月に開業する東急新横浜線の運行計画の概要を発表した。

 東急新横浜線では、急行と各停を運行し、急行は東急新横浜線内は各駅に停車する。全列車が東横線または目黒線と直通運転し、東横線へは急行のみ、目黒線へは急行と各停を運行する。
 相鉄線との直通運転は全列車ではなく、新横浜止まりの列車を除いた列車となる。相鉄線内の種別は、相鉄本線は特急と各停、相鉄いずみ野線は特急、通勤特急、各停となる。朝ラッシュ時の一部を除き、相鉄本線からは目黒線方面へ、相鉄いずみ野線からは東横線方面へ直通運転を行う。

 新横浜駅は、東急電鉄と相模鉄道が共同で管理・運営する。新綱島寄りの北改札は東急電鉄、羽沢横浜国大寄りの南改札は相模鉄道、ホームは東急電鉄が運営する。案内サイン等のデザインは、東急、相鉄のどちらでもない新しいデザインとなっている。

 東急新横浜線ではワンマン運転を行い、東横線でも東急新横浜線の開業に合わせてワンマン運転を行う。

 平日朝ラッシュ時の上りと、日中の運行計画は、以下のとおり。

  • 平日朝ラッシュ時の上り
    • 東急新横浜線
       1時間あたり最大16本運行し、4本が東横線へ、12本が目黒線へ直通する。目黒線直通の12本のうち、最大5本は新横浜始発となる。相鉄線からの直通列車は、最大11本となる。
    • 東横線
       菊名始発の各停(1時間あたり4本)を、東急新横浜線と直通する急行に変更する。
       各停は概ね4~7分間隔とし、可能な限り運行間隔を均等にする。
    • 目黒線
       急行が各停を追い越す駅を原則として武蔵小山から奥沢に変更することにより、急行の日吉→目黒の所要時間を2分短縮して20分とする。
       奥沢と武蔵小山で各停を追い越す急行を5本増発して6本とし、日吉→目黒の所要時間を最大5分短縮して17分とする。
       日吉始発は、1時間あたり22本から10本になる。
  • 日中
    • 東急新横浜線
       毎時6本運行し、2本が東横線へ、4本が目黒線へ直通する。目黒線直通の4本のうち、2本は新横浜始発となる。相鉄線との直通列車は4本となる。
    • 目黒線
       日吉始発は、毎時12本から8本になる。
区間所要時間運賃(PASMOの場合)
渋谷~新横浜25分358円
目黒~新横浜23分358円
渋谷~湘南台51分
目黒~海老名53分

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