長崎電気軌道6000形が登場する。単車の超低床電車で、アルナ車両製。1両が製作され、3月24日(木)に営業運転を開始する。
アルナ車両のリトルダンサー タイプNで、車軸がある台車を履いているものの100%超低床となっている。塗色は、若葉をイメージしたスプリンググリーンとなっている。座席はロングシート配置となっていて、台車部分の座席は1段高い位置に設置されている。単車の超低床電車としては、ロングシート配置は世界初となる。中扉の横には車いすスペースが2カ所あり、折りたたみ式の座席も設置されている。室内灯は、面発光LEDを採用している。製作費用は1億9,500万円で、国と長崎市から1/4ずつ補助を受けている。2023年度にも1両増備する予定。