嵐電北野線の全駅がバリアフリー化

 京福電気鉄道北野線の全駅が、バリアフリー化された。帷子ノ辻駅ホームのバリアフリー対応工事が竣工したことで、北野線の全駅でバリアフリー対応が完了した。

 北野線では、バリアフリー対応工事が、2000年度に妙心寺、2017年度に常盤、2018年度に龍安寺と等持院、2019年度に北野白梅町、2020年度に鳴滝と宇多野と御室仁和寺の各駅で行われ、帷子ノ辻駅を残すのみとなっていた。

 帷子ノ辻駅は、改札口が地下にあり、ホームへや乗り継ぎには階段を利用する必要があったが、2011(平成23)年3月に、改札口を地上の嵐山方面ホームに直結する位置に新設、構内踏切も整備し、段差を解消したものの、ホームと車両の段差はそのままとなっていた。ホームと車両の段差解消や視覚障がい者誘導用ブロック設置等を行い、2021年度にバリアフリー対応が完了した。

 今後は、嵐山本線のバリアフリー未対応の駅で、バリアフリー化を進めていく。

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