広電、1000形限定で全扉降車サービス開始

 広島電鉄は5月10日に、1000形限定でICカードの利用者に対して全扉降車サービスを開始する。

 1000形(PICCOLO、PICCOLA、グリーンムーバーLEX)において、ICカードで一人分の運賃を支払う、定期券利用の場合に、運転士がいない後扉からも降車用カードリーダーにタッチすることで降車できるようにするもので、2か所での降車を可能にして利便性の向上を図る。利用可能なICカードは、PASPY、Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、PiTaPa、ICOCA、はやかけん、nimoca、SUGOCA。全扉降車サービスに対応している車両には、前面と後扉に「ICカード全扉降車車両」のステッカーが貼り付けられる。

 全扉降車サービスの準備に伴い1000形の入口扉のICカードリーダーが、順次1か所に変更となる。

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