JR九州指宿枕崎線の谷山付近が3月26日に高架化された。連続立体交差化事業として2008年から進められてきたもので、宇宿~坂之上のうち約2.7kmが高架化され、谷山と慈眼寺の2駅が高架化されている。高架化により、15カ所の踏切が廃止となった。今後は駅前広場の整備などが進められ、2017年度に工事が完了する予定。
谷山は100m慈眼寺寄りに移設された。1面2線で、防風スクリーンが設置され、ホーム全体が屋根で覆われている。ホーム床面にはウッドデッキが採用されている。谷山地区発祥の焼き物に使われる土の色をイメージした駅舎となっている。
慈眼寺は1面2線で、防風スクリーンが設置され、シルバーをシンボルカラーとしたデザインの駅舎となっている。
両駅とも駅舎のデザインは、水戸岡鋭治氏が監修している。