福井鉄道

　福井鉄道は、元ドイツのシュツットガルト市電である土佐電氣鐵道735を譲受し、2014年春から運行することになった。

　福井鉄道F1000形が登場する。3車体連接の超低床電車で、新潟トランシス製。

　福井鉄道と、えちぜん鉄道三国芦原線は、2015年4月の相互乗り入れ開始に向けて、2013年度から整備を行うことになった。

　年末年始は、各線で深夜の増発や、臨時ダイヤでの運転が予定されている。

　福井鉄道は、2013年春に導入予定の超低床電車のカラーデザインを福井県内在住・在勤の方による投票で決定する。オレンジ1色、赤1色、黄1色の3種類に、それぞれの裾がシルバーの合計6種類の案がある。投票は9月23日まで。

　福井鉄道とえちぜん鉄道は、将来の相互乗り入れに向けて、10月1日から乗り継ぎ割引を行う。同時に、福井鉄道では初乗り運賃を値下げする。また、田原町で接続する福井鉄道とえち鉄三国芦原線に「フェニックス田原町ライン」の愛称を付ける。

　10月14日の鉄道の日を記念して、函館市企業局交通部、東京都交通局、東京急行電鉄、富山地方鉄道、富山ライトレール、万葉線、福井鉄道、京阪電気鉄道、京福電気鉄道、阪堺電気軌道、岡山電気軌道、広島電鉄、伊予鉄道、土佐電氣鐵道、JR九州、筑豊電気鉄道、長崎電気軌道、熊本市交通局でイベントが開催される。

　夏休み期間中のイベントに合わせて、函館市企業局交通部、東京急行電鉄、富山地方鉄道、万葉線、福井鉄道、京阪電気鉄道、岡山電気軌道、広島電鉄、伊予鉄道、土佐電氣鐵道、筑豊電気鉄道、長崎電気軌道、熊本市交通局、鹿児島市交通局で増発や運休がある。

　今年の夏も、各地でビール電車が運行される。

　福井県は2012年度予算案に、福井鉄道の超低床電車1編成導入費用を盛り込んだ。長さ30m、幅2,650mm、定員150～160人の車両とし、来春に営業運転を開始する見込み。