筑豊電気鉄道

車両

1000形 (0)

路線

路線名区間路線長軌間単線複線区別軌道電圧現在
黒崎駅前~筑豊直方16.0km1,435mm複線普通鉄道600V営業中
施設種類最寄り電停見学現在
楠橋車庫車庫楠橋使用中
黒崎車両工場工場西黒崎毎年11月に開催される「ちくてつ電車まつり」で開放される使用中

運転

系統区間距離所要時間運賃運転間隔現行ダイヤ改正日
朝ラッシュ日中
黒崎駅前~筑豊直方16.0km36分430円10~21分24分2018年3月26日
黒崎駅前~筑豊中間7.9km19分330円12~15分24分

 出入庫やラッシュ時に楠橋発着の電車がある。日中は、筑豊直方行きと筑豊中間行きが交互に運転されている。

乗車方法後乗り・前降りで、降車時に運賃を支払う
ツーマン列車の場合は、どの扉からでも乗車可能で、運転手・車掌がいる扉から降車する
運賃区間制
フリー乗車券ちくてつコロプラ1日フリーきっぷ大人1,500円
定期券うりば(黒崎駅前、穴生、三ヶ森、通谷、筑豊中間、楠橋電車営業所、筑豊直方)にて発売
コロプラのコロカ付き
発売期間は2016年4月1日~2019年3月31日
へい!ちくてつ1日フリーきっぷ大人1,500円
平成筑豊鉄道伊田線・糸田線・田川線にも乗れる。車内、黒崎駅前定期券うりば、楠橋電車営業所、平成筑豊鉄道車内・金田駅にて発売
駅名標キーホルダー付き
発売期間は2017年8月10日~2018年8月9日
旅名人の九州満喫きっぷ大人・こども10,800円
新幹線、特急列車、博多南線を除く九州内全鉄道に乗車できる。3枚つづりで有効期間は3ヶ月。JR九州の駅・旅行の窓口、九州内の主な旅行会社にて発売
プリペイドカード未導入
IC乗車券nimoca
※交通系ICカード全国相互利用対応
※交通系ICカードで運賃を支払う場合で、1駅間および、黒崎駅前~熊西、楠橋~木屋瀬の乗車に限り、「おとなり割引」が適用されて120円になる
※交通系ICカードで運賃を支払う場合で、筑豊中間行き、楠橋行きに乗車、筑豊中間、楠橋で降車し、後続の電車に30分以内に乗り継ぐと、乗り換え制度を適用され、出発駅からの直通運賃による精算となる
※nimocaで運賃を支払う場合に、ポイントが付く

歴史

 筑豊電気鉄道は、八幡市(現、北九州市)から直方を経由して福岡市まで57.4kmの高速鉄道建設を目的に1951(昭和26)年2月15日に設立され、1956年3月21日に貞元(現、熊西)~筑豊中間(7.3km)を開業したことに始まる。1958年に筑豊中間~木屋瀬(4.8km)、1959年に木屋瀬~筑豊直方(3.3km)と延伸した。

 2000年11月26日に西鉄北九州線が廃止されたことに伴い、黒崎駅前~熊西は第二種鉄道事業者となった。


レインボー電車

 2000形導入30周年を記念して、2007年10月から順次2000形をレインボー電車に変更した。
 2008年10月1日に「土手ノ内」を「希望が丘高校前」に変更した。
 2009年3月16日から筑豊直方駅でパーク&ライドサービスを開始した。6月1日からは、感田駅でパーク&ライドサービスを開始した。11月1日に運賃を値上げした。
 2011年3月12日にダイヤ改正を行った。
 2012年3月17日にダイヤ改正を行った。

 2012年10月7日から2013年3月31日まで、環境定期券の社会実験が実施された(定期券所持者同伴の家族は大人200円、小児100円となるもの)。2013年4月1日からは、休日家族割引制度として本導入された(休日・お盆・年末年始に定期券所持者同伴の家族は大人200円、小児100円となるもの)。

 2013年1~3月に駅ナンバリングを導入した。5月1日に、永犬丸、希望が丘高校前の定期券うりばが廃止された。


5000形

 2015年3月1日に、西鉄との間で会社分割により、西鉄北九州線黒崎駅前~熊西の鉄道事業・資産を承継し、黒崎駅前~熊西は第一種鉄道事業者となった。3月14日にICカード「nimoca」を導入、初の新造車両となる超低床電車の5000形が登場した。7月に駅名ネーミングライツを導入した。
 2016年3月12日のダイヤ改正で、平日朝・夕ラッシュ時を除いて、ワンマン運転となった。3月21日に開業60周年を迎えた。
 2015年3月14日にダイヤ改正を行った。
 2017年3月25日にダイヤ改正を行った
2018年4月28日に乗車記念スタンプが、黒崎駅前定期券うりば、楠橋電車営業所に設置された。

将来

 2000形は、2018年度までに引退する予定であるが、観光列車への活用を検討する予定。
 直方市が、筑豊直方からJR直方駅前までの延伸を検討している。

関連リソース