0両 現役車なし
1975年に西日本鉄道福岡市内線1200形1編成、1300形4編成を譲受し、1976年に2車体連接車として5編成が登場した。1977年には西鉄北九州線1000形2編成、福岡市内線1000形1編成を譲受してC車に改造し、既存の5編成に挿入して3車体連接車となり、黄電の塗色になった。
1980年には西鉄北九州線1000形3編成を譲受し、2編成を増備した。
1985年にはさらに西鉄北九州線1000形を15編成譲受し、2車体連接車のまま、車号もそのままで1000形として登場した。1987年には再度西鉄北九州線1000形3編成を譲受し、2100番台に改番して登場した。合わせて、1000形として既に運行している15編成も2100番台に改番されている。
2100番台はその後、2110~2118が1988~1996年に3000形に車体更新されて廃車となった。3000形に車体更新されなかった2101~2109は、1995年から廃車が始まり、最後に残った2103は2006年に川崎重工業へ譲渡され、電池駆動走行試験に使用されている。
2000形導入30周年を記念して、残っている7編成をそれぞれ虹色に塗り替えたレインボー電車にすることとなり、2007年10月28日に塗り替えられた2001を皮切りに、2009年までに順次塗り替えられた。
2000番台も2012年から廃車が始まり、2018年3月の時点では2002と2003が残っていて、2002は休車、2003が平日朝ラッシュ時のみの運行されていた。最後に残った2003は、2022年11月7日の営業運転を最後に引退した。
諸元表
2001 (2001A-2001C-2001B)
2002年12月20日にATSが取り付けられ、車号が2001A-2001C-2001Bから2001A-1-2001C-1-2001B-1に変更された。
2007年10月25日に、台車が交換され、車号が2001A-1-2001C-1-2001B-1から2001A-2001C-2001Bに戻されている。
2007年10月28日からは、2000形導入30周年を記念したレインボー電車の紫色になっている。
2012年3月に廃車された。
2002 (2002A-2002C-2002B)
2003年10月23日にATSが取り付けられ、車号が2002A-2002C-2002Bから2002A-1-2002C-1-2002B-1に変更された。
2007年1月11日に、台車が交換され、車号が2002A-1-2002C-1-2002B-1から2002A-2002C-2002Bに戻されている。
2008年1月10日に、車号が2002A-1-2002C-1-2002B-1から2002A-2002C-2002Bに戻されている。
2008年1月13日からは、2000形導入30周年を記念したレインボー電車の藍色になっている。
2022年に廃車、個人へ譲渡され、JR筑豊本線筑前山家駅横の保存車両ヤード福岡にて保存されている。
2003 (2003A-2003C-2003B)
1998年2月に、出入口の踏段高さを縮小する改造が行われた。
2003年12月20日にATSが取り付けられ、車号が2003A-2003C-2003Bから2003A-1-2003C-1-2003B-1に変更された。
2006年3月28日に、台車がKL-13からNS15に交換され、車号が2003A-1-2003C-1-2003B-1から2003A-2003C-2003Bに戻されている。
2008年2月26日に、車号が2003A-1-2003C-1-2003B-1から2003A-2003C-2003Bに戻されている。
2022年11月7日の営業運転を最後に引退した。
塗色の変遷
レインボー電車青色
2008/2/27~、2011/7/29
2000形2パターン同時塗装電車
2018/11/12~、2019/3/8
2004 (2004A-2004C-2004B)
2003年7月14日にATSが取り付けられ、車号が2004A-2004C-2004Bから2004A-1-2004C-1-2004B-1に変更された。
2008年3月31日に、台車が交換され、車号が2004A-1-2004C-1-2004B-1から2004A-2004C-2004Bに戻されている。
2009年12月4日からは、2000形導入30周年を記念したレインボー電車の緑色になっている。
2005 (2005A-2005C-2005B)
2002年12月20日にATSが取り付けられ、車号が2005A-2005C-2005Bから2005A-1-2005C-1-2005B-1に変更された。
2006年8月22日に、台車が交換され、車号が2005A-1-2005C-1-2005B-1から2005A-2005C-2005Bに戻されている。
2009年1月5日からは、2000形導入30周年を記念したレインボー電車の黄色になっている。
2015年2月に廃車された。
2006 (2006A-2006C-2006B)
2003年9月17日にATSが取り付けられ、車号が2006A-2006C-2006Bから2006A-1-2006C-1-2006B-1に変更された。
塗色の変遷
2007 (2007A-2007C-2007B)
1994年12月に車体補修、踏段高さの縮小工事が行われた。
2004年6月21日にATSが取り付けられ、車号が2007A-2007C-2007Bから2007A-1-2007C-1-2007B-1に変更された。
2015年10月に廃車・解体された。
塗色の変遷
2101 (2101A-2101B)
2004年3月31日に廃車、解体された。
2102 (2102A-2102B)
2004年2月2日に廃車、解体された。
2103 (2103A-2103B)
2006年3月31日に廃車された。廃車後、2006年6月に川崎重工業へ譲渡され、電池駆動走行試験に使用されている。
2104 (2104A-2104B)
2000年11月26日の西鉄北九州線廃止に伴うダイヤ改正で休車になり、2001年3月に廃車、解体された。
2105 (2105A-2105B)
2000年11月26日の西鉄北九州線廃止に伴うダイヤ改正で休車になり、2001年3月に廃車、解体された。
2106 (2106A-2106B)
元西鉄北九州線1034。1996年9月10日に休車になり、1999年3月23日に廃車、解体された。
2107 (2107A-2107B)
1995年8月に廃車解体された。
2108 (2108A-2108B)
2000年11月26日の西鉄北九州線廃止に伴うダイヤ改正で休車になり、2001年3月に廃車、解体された。
2109 (2109A-2109B)
2004年2月2日に廃車、解体された。
2110 (2110A-2110B)
3009に車体更新し、1996年6月に廃車された。
2111 (2111A-2111B)
3008に車体更新し、1996年6月に廃車された。
2112 (2112A-2112B)
3007に車体更新し、1995年7月に廃車された。
2113 (2113A-2113B)
3006に車体更新し、1995年7月に廃車された。