0両 現役車なし
1975(昭和50)年にデビューした20m4扉のステンレスカーで、新玉川線(現、田園都市線)と営団地下鉄(現、東京メトロ)半蔵門線の相互直通運転用として8000系をベースに開発された。界磁チョッパ制御式で、故障時の押し上げ条件を満たすため、10連の場合は8000系よりも電動車比率を上げた8M2Tとなっている。東急では、初めてATCを装備している。1976年に、鉄道友の会のローレル賞を受賞した。
デビュー時は4連で、東横線でも活躍していたが、順次10連化されていき、田園都市線に集結した。
大井町線所属編成がグラデーション帯に
2006年3月18日のダイヤ改正で、中央林間~大井町の直通急行が運行開始され、それに合わせて大井町線に所属する8638F~8641Fは、前面帯がグラデーションの帯に変更され、大井町線のステッカーが前面と側面に貼られた。
2022年度までに引退
5000系と2020系の増備により、置き換えが進められ、大井町線所属の4編成は、9020系の登場に伴い、2018年11月から2019年3月にかけて引退した。田園都市線所属の編成は、2023年1月までに全編成が引退した。
2022年4月6日からは、8500系の定期運用終了に向けて、「ありがとうハチゴー」プロジェクトが実施されている。
8601F
廃車され、長野電鉄に譲渡された。
8602F
廃車され、長野電鉄に譲渡された。
8603F
廃車され、長野電鉄に譲渡された。
8604F
廃車され、インドネシア国鉄に譲渡された。
8605F
廃車され、長野電鉄に譲渡された。
8606F
2011年7月23日~8月31日は、田園都市線溝の口~長津田開通45周年のヘッドマークを付けて運転された。
2016年4月1日~2017年3月31日は、田園都市線開通50周年のヘッドマークを付けて運転されている。
2020年5月11日の営業運転を最後に運用を離脱し、長津田工場に回送され、廃車された。
2020年5月18日に、デハ8606とデハ8506が東急テクノシステムへ譲渡され、東急テクノシステム長津田工場で保存されている。東急テクノシステムの研修、技術伝承に利用される。
8607F
2007年6月に廃車され、インドネシア国鉄に譲渡された。廃車されるまで、行先表示器は幕のままだった。
8608F
廃車され、インドネシア国鉄に譲渡された。
8609F
行先表示器はLED化されている。2008年にデハ0714、デハ0814を除く8両が廃車され、秩父鉄道に譲渡された。
8610F
2007年8月に廃車され、インドネシア国鉄に譲渡された。
8611F
廃車され、インドネシア国鉄に譲渡された。
8612F
廃車され、インドネシア国鉄に譲渡された。
8613F
廃車され、インドネシア国鉄に譲渡された。
8614F
















2006年6月29日からは、伊豆急8000系と同様のハワイアンブルーの塗装になり、7月1~31日は伊豆のなつ号として運転された。
2008年7月1日~8月31日は、伊豆のなつ号として運転された。
2009年7月5日~9月6日は、伊豆のなつ号として運転された。
2009年12月12日~2010年4月4日は、早春の伊豆号として運転された。
2010年7月1日~8月31日は、伊豆のなつ号として運転された。
2010年12月9日~2011年4月3日は、早春の伊豆号として運転された。
2011年7月1日~8月31日は、伊豆のなつ号として運転された。
2011年12月20日~2012年4月1日は、早春の伊豆号として運転された。
2012年7月8日~8月31日は、伊豆のなつ号として運転された。
2012年12月25日からしばらくは、早春の伊豆号として運転された。
2020年6月29日の営業運転を最後に運用を離脱し、長津田車両工場に回送され、廃車された。
8615F
2007年2月26日~8月31日は、玉電百周年記念、新玉川線三十周年記念列車として運行された。
2020年8月28日の営業運転を最後に運用を離脱し、長津田工場に回送され、廃車された。
8616F
2008年11月に、行先表示器が前面だけフルカラーから従来のLEDに変更された。
2021年3月12日の営業運転を最後に運用を離脱し、長津田工場に回送され、廃車された。
8617F
2021年5月24日の営業運転を最後に運用を離脱し、5月25日に長津田工場に回送され、廃車された。
8618F
廃車され、インドネシア国鉄に譲渡された。
8619F
2021年8月24日頃の営業運転を最後に運用を離脱し、8月25日に長津田車両工場に回送され、廃車された。
8620F
2019年4月9日の営業運転を最後に運用を離脱し、長津田工場に回送され、廃車された。
8621F
2020年2月10日の営業運転を最後に運用を離脱し、長津田工場に回送され、廃車された。
8622F
2021年11月1日の営業運転を最後に運用を離脱し、11月2日に長津田車両工場に回送され、廃車された。
8623F
2020年3月6日の営業運転を最後に運用を離脱し、長津田工場に回送され、廃車された。
8624F
廃車され、長野電鉄に譲渡された。
8625F
2020年3月25日の営業運転を最後に運用を離脱し、長津田工場に回送され、廃車された。
8626F
2020年5月18日の営業運転を最後に運用を離脱し、5月22日に長津田車両工場に回送され、廃車された。
8627F
2020年11月25日の営業運転を最後に運用を離脱し、長津田工場に回送され、廃車された。
8628F
2021年7月13日頃の営業運転を最後に運用を離脱し、7月14日に長津田車両工場に回送され、廃車された。
8629F
2021年5月6日の営業運転を最後に運用を離脱し、長津田工場に回送され、廃車された。
8630F
2022年1月20日の営業運転を最後に運用を離脱し、長津田工場に回送され、廃車された。
デハ8530が東京都調布市東つつじケ丘2丁目のさつきホスピタルで保存されている。
8631F







2022年4月20日からは、「ありがとうハチゴー」プロジェクトによるヘッドマークが付けられた。
2022年5月8日に、貸切イベント列車「~昭和・平成・令和を駆け抜けて47年。ありがとう8500系~人数限定、貸切列車でハチゴーサウンドを田園都市線で満喫しよう」として運行された。
2022年5月23日の営業運転を最後に運用を離脱し、5月25日に長津田車両工場に回送され、廃車された。
8632F
2019年9月26日の営業運転を最後に運用を離脱し、長津田工場に回送され、廃車された。
8633F
2019年12月10日の営業運転を最後に運用を離脱し、長津田工場に回送され、廃車された。
8634F
2008年11月に、行先表示器が前面だけフルカラーから従来のLEDに変更された。
2009年1月に、側面のTOXBOX装飾が剥がされた。
2010年6月に、前面のTOXBOX装飾が剥がされた。
2021年4月1日の営業運転を最後に運用を離脱し、長津田工場へ回送され、廃車された。
8635F
2008年11月に、行先表示器がフルカラーから従来のLEDに変更された。
2021年6月26日頃の営業運転を最後に運用を離脱し、6月28日に長津田工場に回送され、廃車された。
8636F
2008年11月に、行先表示器がフルカラーから従来のLEDに変更された。
2021年8月11日の営業運転を最後に運用を離脱し、長津田車両工場に回送され、廃車された。
8637F















2008年12月に、先頭車側面のシャボン玉装飾が剥がされた。2010年11月には前面のシャボン玉装飾も剥がされ、シャボン玉の装飾は無くなったが、帯は青のままとなっている。
2018年3月に側扉が赤・緑・黄・青色の4色に塗られた。4月22日からBunkamura号になっている。
2022年4月20日からは、「ありがとうハチゴー」プロジェクトによるヘッドマークが付けられた。
2023年1月23日の営業運転を最後に運用を離脱し、1月25日に長津田車両工場に回送され、廃車された。8637Fの引退により、8500系は形式消滅となった。
8638F
2008年11月に、行先表示器がフルカラーLED化された。
2019年3月9日の営業運転を最後に運用を離脱し、4月4日に長津田工場へ回送され、廃車された。
8639F
2008年11月に、行先表示器がフルカラーLED化された。
2018年11月19日の営業運転を最後に運用を離脱して長津田工場へ回送され、廃車された。
8640F
2008年11月に、行先表示器がフルカラーLED化された。
2019年1月24日の営業運転を最後に運用を離脱して長津田検車区へ回送され、廃車された。
8641F
2008年11月に、行先表示器がフルカラーLED化された。
2019年2月11日の営業運転を最後に運用を離脱し、2月12日に長津田工場へ回送され、廃車された。
8642F
2019年7月19日の営業運転を最後に運用を離脱し、長津田工場に回送され、廃車された。