1001~1003 3編成3両
2013年に登場した3車体連接の超低床電車。豊橋鉄道T1000形と同じアルナ車両のリトルダンサーUaタイプ。古墳・阪堺線のイメージカラーの緑をモチーフに、千利休・わびをイメージした白茶のツートンに、アクセントカラーとしてシャンパンメタリックを使用し、前面には「堺刃物」をイメージした黒のラインが入っている。車内は木材も使われ、ブラインドは竹のすだれ、化粧板は木目と和紙柄で、シートは「堺更紗」をモチーフにした柄となっている。照明には電球色ダウンライトが採用されている。液晶ディスプレイが設置され、運賃や停留場の案内表示を行う他、堺の観光案内も行われる。「堺トラム」の愛称が付けられている。
増備車は、イメージカラーが異なり、1002は紫色、1003は青色となっている。
諸元表
最大寸法(長さ×幅×高さ) | 16,300×2,400×3,750mm |
---|---|
床面高さ(出入台以外) | 350(480)mm |
最小通路幅 | 880mm |
自重 | 23.0t |
定員(座席) | 76(27)人 |
集電装置 | シングルアームパンタ |
制御方式 | IGBT-VVVFインバーター制御 |
運転台 | ワンハンドル |
駆動方式 | カルダン |
主電動機出力 | 85kW×2 |
台車 | |
設計最高速度 |
車号 | 冷房 | 製造年月 | 製造所 | 現在 | 車齢(年) |
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1001 | 12,500kcal/h(14.5kW)×2 | 2013 | アルナ車両 | 現役 | 11 |
1002 | 12,500kcal/h(14.5kW)×2 | 2014 | アルナ車両 | 現役 | 10 |
1003 | 12,500kcal/h(14.5kW)×2 | 2015 | アルナ車両 | 現役 | 9 |
1001
イメージカラーは緑色で、「茶ちゃ」の呼称が付けられている。2013年8月25日に営業運転を開始した。
塗色の変遷
堺トラム 茶ちゃ
2013/8/25、2014/5/4、2017/11/19、2018/9/16、2019/5/13、2019/11/3、2020/8/2
「モンスターハンター×堺コラボレーションイベント」ラッピング電車
2022/6/23~11/15
堺トラム 茶ちゃ
2024/3/2
1002
イメージカラーは紫色で、「紫おん」の呼称が付けられている。2014年3月1日に営業運転を開始した。
塗色の変遷
堺トラム 紫おん
2014/5/4、2017/9/16、2018/6/22、2019/7/26
1003
イメージカラーは青色で、「青らん」の呼称が付けられている。2015年3月1日に営業運転を開始した。