札幌市交1100形

1101~1110 10両

 2018年に登場した単車の超低床電車で、アルナ車両製。伊予鉄道モハ5000形と同様の車体構造で、A1200形と比べて、車体長さは4m短い13,000mmだが、幅と高さは同じ。定員は11人減って60人。通路幅は1,220mmと400mm広くなり、座席はロングシートで、車いすスペースが2カ所ある。車体や塗色のデザインは、A1200形を踏襲している。製作費用は2億8,200万円。「シリウス」の愛称が付けられている。

諸元表

最大寸法(長さ×幅×高さ)13,000×2,300×3,800mm
床面高さ(出入台以外)350(高床部805)mm
最小通路幅1,220mm
自重19.5t
定員(座席)60(24)人
集電装置シングルアームパンタ
制御方式VVVFインバーター制御
運転台ツーハンドル
駆動方式カルダン
主電動機出力60kW×2
台車
設計最高速度
車号冷房製造年月製造所現在車齢(年)
110124.5kW(21,000kcal/h)2018アルナ車両現役6
110224.5kW(21,000kcal/h)2019アルナ車両現役5
110324.5kW(21,000kcal/h)2019アルナ車両現役5
110424.5kW(21,000kcal/h)2020/9アルナ車両現役4
110524.5kW(21,000kcal/h)2020/9アルナ車両現役4
110624.5kW(21,000kcal/h)2021/9アルナ車両現役3
110724.5kW(21,000kcal/h)2021/9アルナ車両現役3
110824.5kW(21,000kcal/h)2022/9アルナ車両現役2
110924.5kW(21,000kcal/h)2022/9アルナ車両現役2
111024.5kW(21,000kcal/h)2023アルナ車両現役1

1101

 2018年7月31日に電車車両センターに搬入され、10月27日に運行を開始した

塗色の変遷

A1200形色

2020/9/18、2021/8/10

幌南小学校前~山鼻19条 2020/9/18

1102

 2019年9月に電車車両センターに搬入され、10月1日に営業運転を開始した

塗色の変遷

A1200形色

2020/9/18、2023/3/23

西4丁目~狸小路 2020/9/18

1103

 2019年9月に電車車両センターに搬入され、10月1日に営業運転を開始した

塗色の変遷

A1200形色

2019/10/1~、2021/9/18

行啓通~静修学園前 2020/9/18

医療従事者への感謝を表すラッピング

2021/6/29~

A1200形色

2023/3/23

1104

 2020年9月15日に電車車両センターに搬入された

塗色の変遷

A1200形色

2023/3/23

西4丁目~西8丁目 2023/3/23

1105

 2020年9月15日に電車車両センターに搬入された

塗色の変遷

A1200形色

2022/8/20、2023/3/23

ロープウェイ入口~電車事業所前 2022/8/20

1106

 2021年9月13日に電車車両センターに搬入された

塗色の変遷

A1200形色

中ウォークん号

2022/12/14~、2023/3/23

西4丁目~西8丁目 2023/3/23
中央図書館前~電車車両センター 2023/3/23

1107

 2021年9月13日に電車車両センターに搬入された

塗色の変遷

A1200形色

2023/3/23

中央図書館前~電車事業所前 2023/3/23

1108

 2022年9月25日に電車車両センターに搬入され、10月に営業運転を開始した

塗色の変遷

A1200形色

2022/10/3、2023/3/23

西4丁目~西8丁目 2023/3/23

1109

 2022年9月25日に電車車両センターに搬入され、10月に営業運転を開始した

塗色の変遷

A1200形色

2022/10/11、2023/3/23

西8丁目~西4丁目 2023/3/23

1110

 2023年9月23日に電車車両センターに搬入され、10月4日に営業運転を開始した。行先表示器が白色LEDに変更されている。

塗色の変遷

A1200形色

関連リソース

  • 書籍
    • 2018年10月上旬に運行を開始する新形低床車両
      札幌市交通局1100形
      『鉄道ファン 2018年11月 No.691』交友社 P.68 2ページの解説