812 1両
1962~1965年に新潟鉄工所で12両製造された。間接非自動式制御で外観は710形とあまり変わらないが、尾灯が2つになった。前扉は、1枚(801~810)と2枚(811、812)のタイプがある。
1990年から車体更新が進められ、801~806、808~811が8000形に、807が8100形に更新されている。
諸元表
最大寸法(長さ×幅×高さ) | 12,240×2,342×3,700mm |
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定員(座席) | 90(32)人 |
自重 | 14.8t |
集電装置 | Zパンタ |
制御方式 | 間接非自動抵抗制御 |
駆動方式 | 吊り掛け |
主電動機出力 | 50.0kw×2 |
台車 | 住友FS-77A |
車号 | 冷房(kcal/h) | 製造年 | 製造所 | 現在 | 車齢(年) |
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801 | なし | 1962 | 新潟鉄工所 | 1993年1月に廃車。8004に車体更新 | 31 |
802 | なし | 1962 | 新潟鉄工所 | 1994年3月に廃車。8005に車体更新 | 32 |
803 | なし | 1962 | 新潟鉄工所 | 1990年3月に廃車。8001に車体更新 | 28 |
804 | なし | 1962 | 新潟鉄工所 | 1992年3月に廃車。8003に車体更新 | 30 |
805 | なし | 1962 | 新潟鉄工所 | 1995年に廃車。8006に車体更新 | 33 |
806 | なし | 1963 | 新潟鉄工所 | 1997年に廃車。8007に車体更新 | 34 |
807 | なし | 1963 | 新潟鉄工所 | 2002年3月31日に廃車。8101に車体更新 | 39 |
808 | なし | 1963 | 新潟鉄工所 | 1990年12月に廃車。8002に車体更新 | 27 |
809 | なし | 1963 | 新潟鉄工所 | 1997年に廃車。8008に車体更新 | 34 |
810 | なし | 1964 | 新潟鉄工所 | 8009に車体更新 | |
811 | なし | 1965 | 新潟鉄工所 | 8010に車体更新 | |
812 | なし | 1965 | 新潟鉄工所 | 現役 | 59 |
801
1993年1月に廃車され、8004に車体更新された。
802
1994年3月に廃車され、8005に車体更新された。
803
1990年3月に廃車され、8001に車体更新された。
804
1992年3月に廃車され、8003に車体更新された。
805
1995年に廃車され、8006に車体更新された。
806
1997年に廃車され、8007に車体更新された。
807
2001年10月に運用離脱し、2002年3月31日に廃車され、8101に車体更新された。8101に台車等を譲った後も、車体は駒場車庫内にそのまま残っていたが、2002年12月4日に解体された。
塗色の変遷
函館べいこくの広告で、クリスタル号
808
1990年12月に廃車され、8002に車体更新された。
809
1997年に廃車され、8008に車体更新されたが、車体のみが仮台車を履いた状態で駒場車庫に留置されていた。その後、2000年6月に解体された。
810
8009に車体更新された。
塗色の変遷
新標準色
1998年頃
2001長崎ランタンフェスティバルの広告
2000/11/13~
布目の広告
2001/3~、2001/12/2
東横イン函館大門の広告で、東横イン号
ブックオフの広告で、ブックオフ号
イチヤママル長谷川水産の広告で、イチヤママル号
811
2006年11月25日~2007年2月28日は、冬の夢・ひかりの電車として運行された。
2013年に8010に車体更新された。その後、車体のみ一般競争入札で売却される予定だったが、入札者が無かったため、売却は中止された。
塗色の変遷
五勝手屋羊かんの広告 (1)で五勝手屋号
1998/8頃
五勝手屋羊かんの広告 (2)
1999/5
野村證券の広告(1)
野村證券の広告(2)
2007/2/2(冬の夢・ひかりの電車)
金森赤レンガ倉庫の広告
旧標準色
2010/8/30~、2010/11/末~2011/2/28(冬の夢・ひかりの電車)、2011/12/19
812
塗色の変遷
リゲインの広告
北海道警察の広告
2003/9/1~
エアトランセの広告
函館市市民部国保年金課の広告で、こくほ号
2007/6/1~
旧標準色
2011/7~、2011/12/29、2012/4/28、2013/1/2、2014/5/28