0両 現役車なし
1964年に登場。東急車輌製造で新製された。1962年に登場した鉄道線の7000系を基本に設計された。車体は耐候性高抗張力鋼板を使用してスポット溶接で組み上げられ、側面にはコルゲーションが付いた。側窓は鉄道線よりも早く一段下降式を使用し、前面は2枚窓、方向幕と前照灯が2灯取り付けられた。
1967年に「連結2人乗り」改造を受けたが、この時は片運転台化されなかった。1983・84年に車体更新を行い、片運転台化、連結部の側小窓の廃止、側面コルゲーションのステンレス化、標識灯の廃止等を施工した。また、奇数号車にSIVを取り付けた。1990年より前照灯のシールドビーム化、車掌台窓の2段窓化を行った。1994年より台車の平軸受をコロ軸受化する工事を行っている。300系増備により、2001年2月に152F、154Fともに引退し、形式消滅した。
諸元表
最大寸法(長さ×幅×高さ) | 13,960×2,308×3,870mm |
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定員(座席) | 100(32)人 |
自重 | 奇数車:18.1t、偶数車:18.0t |
集電装置 | パンタグラフ |
制御方式 | 間接非自動抵抗制御 |
駆動方式 | 吊り掛け |
主電動機出力 | 60.0kw×2 |
台車 | TS-118 |
車号 | 冷房 | 製造年 | 製造所 | 現在 | 車齢 |
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152F | なし | 1964 | 東急車輌 | 2001年2月廃車 | 37 |
154F | なし | 1964 | 東急車輌 | 2001年2月廃車 | 37 |
152F (デハ152-デハ151)
ホーム嵩上げ前日の2001年2月10日まで運行されて廃車された。
154F (デハ154-デハ153)
引退を前にさようならヘッドマークが取り付けられた。2001年2月10日の運行を最後に引退し、廃車された。