D1、D14、ハ1、ハ2、ハ31 5両
2001年に登場した。かつて運行されていた坊っちゃん列車を復元したもので、2001年の正岡子規没後100年、2002年の松山城築城400年記念に合わせて登場した。
機関車はD1形D1で、かつて運行されていた坊っちゃん列車の1号機関車を復元している。市街地を走行するため、かつての1号機関車とは異なり、蒸気機関からディーゼルエンジンとなっている。煙発生装置を装備していて、加湿器による水蒸気とイベント会場などで使用される煙発生装置を併用し、クリーンな煙を噴き出せるようになっている。また、方向転換のために油圧式転車台を装備していて、車体を持ち上げた後、人力で回転させる。
客車は、室内には難燃木材を使用している。トロリーコンダクターを操作するため、擬似パンタグラフを装備している。2形式あり、ハ1形は1888年製の客車を、ハ31形は1911年製の客車をモデルにしている。
翌年には、機関車1両を増備し、D2形D14が登場している。
諸元表
D1 | D14 | |
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最大寸法(長さ×幅×高さ) | 4,890×1,920×2,983mm | |
自重 | 9.0t | |
制御方式 | 電気式燃料制御 | |
運転台 | ||
動力形式 | 縦型ディーゼル機関 | |
動力方式 | 直接噴射式 直列6気筒 水冷 | |
総排気量 | 6,014cc | |
連続定格出力 | 88.26kW×1 | |
設計最高速度 | 60km/h |
車号 | 製造年 | 製造所 | 現在 | 車齢(年) |
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D1 | 2001/10 | 新潟鉄工所 | 現役 | 23 |
D14 | 2002/8 | 新潟トランシス | 現役 | 22 |
ハ1、ハ2 | ハ31 | |
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最大寸法(長さ×幅×高さ) | 4,000××mm | 7,000××mm |
自重 | ||
定員(座席) | 18(12)人 | 36(22)人 |
台車 | ||
設計最高速度 |
車号 | 冷房 | 製造年月 | 製造所 | 現在 | 車齢(年) |
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ハ1 | なし | 2001/10 | 新潟鉄工所 | 現役 | 23 |
ハ2 | なし | 2001/10 | 新潟鉄工所 | 現役 | 23 |
ハ31 | なし | 2001/10 | 新潟鉄工所 | 現役 | 23 |
D1
D14


ハ1
ハ2
ハ31
