101 1両
電車運行100周年に合わせて、2012年に登場した。大正時代から昭和30年頃までに運行された20形をモチーフにした車体となっている。616の台車や主要部品を活用した車体更新車ではあるが、流用した部品は2009年に更新したものなので、車体と比べて極端に古い訳ではない。車内は木目調で、座席は天然木の肘掛けと薩摩切子をイメージしたシートで、ロングシートと1人掛け転換クロスシートとなっている。車いすスペース用に折りたたみ式のシートもある。
「かごでん」の愛称が付けられ、登場時から、土休日に運行される観光電車で限定運行されている。
2018年1月19日からは、毎週金曜日に通常便で運行するようになった。
諸元表
最大寸法(長さ×幅×高さ) | 12,860×2,440×3,750mm |
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床面高さ(出入台以外) | 780mm |
最小通路幅 | |
自重 | 18.0t |
定員(座席) | 59(23)人 |
集電装置 | シングルアームパンタ |
制御方式 | 直接式直並列加減抵抗制御 |
運転台 | ツーハンドル |
駆動方式 | |
主電動機出力 | 37.3kW×2 |
台車 | FS708(車軸あり) |
設計最高速度 |
車号 | 冷房 | 製造年月 | 製造所 | 現在 | 車齢(年) |
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101 | 24.4kWh×1 | 2012 | アルナ車両 | 現役 | 12 |
101
関連リソース
- KTT
- 書籍
- 『鹿児島市交通局100形』鉄道ファン 2013年2月号 No.622 P.72