0両 現役車なし
木造ボギー車の置き換え用として、1950~53年に登場した。新潟鉄工所、川崎車輛、近畿車輛の3社で50両製造された。1970・1971年にワンマン化された。1981~86年にかけて、側窓の上段Hゴム固定化、方向幕の大型化、前照灯の2灯化、冷房化を考慮した骨組の強化などが行われたが、内容は車両により異なる。1986年から1989年にかけて、西鉄が独自に開発した冷房装置で冷房化された。
2000年11月の北九州線廃止により、残っていた7両が廃車されて、形式消滅している。
諸元表
611、619、622、646、649 | 621、625 | |
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最大寸法(長さ×幅×高さ) | 12,200×2,400×4,010mm | |
自重 | 17.5t | 17.2t |
定員(座席) | 80(36)人 | |
集電装置 | パンタグラフ | |
制御方式 | 直接抵抗制御 | |
駆動方式 | 吊り掛け | |
主電動機出力 | 45.0kw×2 | |
台車 | FS-51 |
車号 | 冷房 | 製造年 | 製造所 | 現在 | 車齢(年) |
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611 | あり | 1951 | 近畿車輛 | 2000年11月廃車 | 49 |
619 | あり | 1952 | 近畿車輛 | 2000年11月廃車解体 | 48 |
621 | あり | 1952 | 近畿車輛 | 2000年11月廃車 | 48 |
622 | あり | 1952 | 近畿車輛 | 2000年11月廃車解体 | 48 |
625 | あり | 1952 | 近畿車輛 | 2000年11月廃車解体 | 48 |
632 | 1998年11月廃車解体 | ||||
635 | 1998年11月廃車解体 | ||||
646 | あり | 1953 | 近畿車輛 | 2000年11月廃車解体 | 47 |
649 | あり | 1953 | 近畿車輛 | 2000年11月廃車解体 | 47 |
611
北九州線廃止により、2000年11月に廃車された。廃車後、福岡県京都郡苅田町の北九州保育福祉専門学校附属苅田幼稚園で保存されている。
619
北九州線廃止により、2000年11月に廃車解体された。
621
北九州線廃止により、2000年11月に廃車された。廃車後、福岡県朝倉郡筑前町の北九州線車両保存会で保存されていたが、福岡市東区香住ヶ丘の「かしいかえん シルバニアガーデン」内に移動して、西鉄電車のミニ博物館「レトロ電車パーク」として2012年7月13日から公開されている。
622
北九州線廃止により、2000年11月に廃車解体された。
625
北九州線廃止により、2000年11月に廃車解体された。
632
1998年11月13日に廃車、解体された。
635
1998年11月13日に廃車、解体された。
646
北九州線廃止により、2000年11月に廃車解体された。
649
北九州線廃止により、2000年11月に廃車解体された。