最近の東急線の話題 1998年
News 1998


池上線ワンマン運転開始

1998年2月11日追加
1998年6月21日更新

無人の車掌台

 3月16日から池上線でワンマン運転が開始される。ワンマン運転開始後、しばらくの間は車掌が添乗する。
 今まで、車掌が行っていた業務のうち、扉の開閉を運転士が、駅発着の際のホームの監視をホームセンサーが行う。
 扉の開閉は、運転台にあるモニターテレビを見て行う。ホームセンサーを遮ると、電車到着時には、「白線の内側へお下がり下さい」と放送され、電車発車時には、すぐにブレーキがかかり止まる仕組みになっている。
 また、ワンマン運転開始と同時に、池上線でダイヤ改正が実施される。
 平日朝の8:50〜10:00の間と、平日夜間の21、22時台で増発する。土曜日の輸送力を適正にする。


「ビックリマーク・チケット!」を発売

1998年2月25日追加

 3月1日から「ビックリマーク・チケット!」が発売される。
 横浜〜桜木町間が乗り降り自由な、桜木町と東急鉄道線各駅間の往復乗車券。ただし、横浜、高島町、桜木町、新玉川線渋谷、こどもの国駅と世田谷線の駅では発売されない。価格は、各駅で異なるが、普通乗車券で桜木町まで往復するよりも割引となる。発売は、3月1日から5月31日までで、乗車当日に限り有効。
 また、この乗車券を持っていると、みなとみらい21のクイーンズスクエア横浜にある専門店街「at!」で、優待サービスが受けられる。優待サービスが受けられるのは、次の12店。LL.Bean、アメリカン・マーケットプレイス、ワーナー・ブラザース・スタジオ・ストア、レストラン マリス、熱烈食堂、ジョッカーレ、ミスタードーナツ、ガザーナ、写真夢工房、JOY JOYブライダル、TOPRO 東京プロデュース、CLUB SEGA横浜。


「世田谷線散策きっぷ」を発売

1998年2月25日追加

 3月1日から「世田谷線散策きっぷ」が発売される。
 世田谷線が1日乗り降り自由な乗車券で、大人300円、こども150円。発売は、世田谷線三軒茶屋、上町、下高井戸のみで、3月1日から12月31日までの期間限定。乗車券の裏は、沿線案内になっている。


大岡山駅改札口・テコプラザ本設へ

1998年4月12日追加
1998年6月21日更新

大岡山駅3・4番線ホーム

 4月1日から1・2番線ホームと3・4番線ホームへのエレベーターが使用開始された。
 また、4月21日からは、改札口、駅務室、テコプラザが、本設部分へ移転する。今まで改札口は、目蒲線下り線の上に位置していたが、本設部は、大井町線上り線の上に位置することになる。


二子玉川園駅エスカレーター増設

1998年4月12日追加

 昨年の9月に1・2番線ホームへの昇りエスカレーターが新設されたが、4月25日からは3・4番線ホームへの階段に昇り・下りのエスカレータが1基づつ設置される。


多摩川園〜元住吉下り線切り替え

1998年6月21日追加
1998年7月5日更新

武蔵小杉への下り線進出部 武蔵小杉駅
左から、武蔵小杉の下り線進出部。将来目黒方面の線路となる3番線を使用する下り列車。

 東横線多摩川園〜元住吉間の下り線が、4月23日から仮の軌道に切り替えられた。
 上り方は、多摩川橋梁を渡った左カーブのところから切り替えられ、将来の複々線内側の上り線を使用する。新丸子、武蔵小杉は、上り線と同じホームを使用。そして、武蔵小杉〜元住吉間の工事終端部で、既存の線路に戻る。
 今後は、旧軌道、ホームを撤去し、軌道、ホームの新設工事が行われる。


1010F目蒲線で運用

1998年6月21日追加

1011F

 4月中旬から5月中旬に、東横線所属の1010Fが目蒲線で運用された。1010Fと1011Fに分割され、2本ともに運用に入った日もあった。今回は、目蒲線の予備車不足で転用された。


サヤ7590本格運用開始

1998年6月21日追加

7200F 7590

 5月20日より、高速軌道検測車サヤ7590が本格運用を開始した。3日間で全線の検測が行われ、今後は2ヶ月に1回のペースで検測が行われる予定。


田園調布〜多摩川橋梁間都心線用軌道敷設

1998年6月21日追加

田園調布〜多摩川園 多摩川園

 田園調布〜多摩川橋梁間で、将来の複々線の内側線の軌道新設工事が行われている。路盤が完成してから何も手が着けられていなかったが、今年に入ってから直結軌道の新設工事が行われている。南北線直通運転までは、まだ時間があるが、この区間の工事がほぼ終わろうとしていることから、比較的大きな工事はやってしまおう、ということかもしれない。


多摩川園駅にトークス開店

1998年9月2日追加

 多摩川園駅改札口前に、コンビニエンスストア「トークス多摩川園店」が、9月1日開店した。東横線複々線化工事によって生まれた高架下のスペースを利用している。


Dream Express '98を運転

1998年9月2日追加

 東京急行電鉄、帝都高速度交通営団、小田急電鉄、東武鉄道、西武鉄道の計5社が、鉄道の日を記念して「Dream Express '98」を運転する。現在、参加者募集中。10月11日(日)に運転される。東急関連のルートは以下の通り。

 Aルート 東武伊勢崎線越谷駅8:45発→営団霞ヶ関駅→桜木町駅12:00着
 Cルート 西武池袋線小手指駅8:21発→営団霞ヶ関駅→桜木町駅12:00着
 Eルート 営団日比谷線霞ヶ関駅11:02発→桜木町駅12:00着

 応募ペアで、官製はがきに参加する2名の郵便番号、住所、氏名、年齢、職業、電話番号、希望ルートを明記して、〒110-0015 東京都台東区東上野3-19-6 営団地下鉄 広報課「記念列車」係へ。9月18日当日消印有効。


鉄道部品即売会開催

1998年10月4日追加

 第5回鉄道の日のイベントとして、電車とバスの博物館で鉄道部品即売会が開催される。10月10日と11日の10:00〜15:00で、完売になり次第終了となる。
 また、とうきゅうThanks Daysのイベントとして、青葉台東急百貨店1階入口「アトリウム」で、東急の電車・バス・JASの航空機のパーツチャリティ販売も行われる。電車が10月10日11:00〜、バスが11日11:00〜、JASが10、11日11:00〜。


鉄道の日10.10.10記念入場券発売

1998年10月4日追加

 鉄道の日と平成10年10月10日を記念して、鉄道の日10.10.10記念入場券が発売される。渋谷、日吉、横浜、目黒、蒲田、大井町、二子玉川園、青葉台、三軒茶屋、五反田の10駅の入場券がセットになっている。切符の絵柄は各線の電車、台紙の表紙は1010号で、運行番号も10になっている。


1999年東急電車カレンダー発売

1998年10月4日追加

 来年のカレンダーが今年も発売される。10月1日から予約が開始され、10月10日に発売される。一部1,000円。各駅とテコプラザで発売する。ただし、世田谷線は上町のみ。


再び1010F目蒲線で運用

1998年10月4日追加
1998年10月7日更新

1011F 1010F

 再び、東横線所属の1010Fが目蒲線で運用されている。今回も、予備車不足のため、転用されている模様。


3000系東急電車カレンダー発売

1998年10月4日追加
1998年11月12日更新

 1999年東急電車カレンダーの広告に予告として書かれていた、なつかしの3000系東急電車卓上カレンダーが11月10日に発売された。5000部の限定で、1部700円。11月1日から予約が開始された。


横浜駅改札口移設

1998年10月4日追加

 横浜駅改良工事に伴い、10月下旬から横浜駅の改札口が渋谷寄りに移設される。また、同時に精算機も海側へ移設される。


FromentD'orが大岡山駅に開店予定

1998年10月4日追加
1998年10月7日更新
1998年12月18日更新

 FromentD'orが大岡山駅構内に12月21日に開店する予定である。場所は、改札口を入って正面。


二子玉川園1番線10両対応へ工事中

1998年10月22日追加

二子玉川園

 二子玉川園の下りホームで、1番線の10両対応のホーム拡幅工事が行われている。現在1番線は、大井町線用として20m車5両対応のホームであるが、11月頃に予定されている大井町線下り列車と田園都市線下り列車の発着ホーム入れ替えで、1番線が田園都市線下り列車用のホームとなる。そのため、20m車10両対応へ拡幅工事が行われている。


全車両の側引戸に駆け込み乗車を注意するステッカー

1998年10月22日追加
1998年11月23日更新

ステッカー

 東急の全車両の側引戸に張り付けられている広告は、今まで外側は真っ白で何も書かれていなかったが、ガラスの下部から中央へ移動し、さらに外側に駆け込み乗車を止めるような内容が付けられた。ただし、扉非扱いの対象となる車両の場合は、以前と同じ位置に貼られている。


9013Fの装飾がはずされる

1998年10月22日追加
1998年11月23日更新

9013

 東横線所属の9013Fは、先頭車のみシャボン玉の装飾であったが、すべて取り除かれ、ノーマルの9000系に戻った。しかし、すぐに先頭車のみシャボン玉の装飾が張り付けられた。画像は、貼り替え直後の9013F。


中目黒にLED案内表示

1998年10月22日追加
1998年11月23日更新

LEF案内表示装置

 中目黒の上下ホームに各2台ずつLEDの列車案内表示装置が取り付けられた。自由が丘の東横線ホームに取り付けてられているものと同じタイプで、3行表示できる。10月22日の時点では、まだ調整中の紙が貼られており、表示も調整中となっていが、11月5日から使用開始した。


8637Fが装飾なしの赤帯に

1998年10月22日追加
1998年11月12日更新

8637F 8637F

 田園都市・新玉川線所属の8637Fは、青帯のTOKYU CATV号となっていたが、青帯がはずされ、正面に赤帯のふつうの8500系と同じデザインに戻された。ただ、車内広告は、TOQ BOX号と同様に一社独占となっている。その後、先頭車にシャボン玉、全車に青帯が張り付けられ、再びTOKYU CATV号となった。画像は、左がTOKYU CATV号であった頃、右が赤帯となった姿。


東横、目蒲、池上線のビデオ発売

1998年11月12日追加

 小学館プロダクションより、東急線の運転室展望ビデオ第2弾の東横線/目蒲線/池上線が発売される。11月21日発売予定で、税込で4,893円。


みなとみらいチケット発売

1998年11月12日追加
1998年12月18日更新

 今年3月から5月末まで発売されていた「ビックリマーク・チケット!」と同様の切符「みなとみらいチケット」が発売されている。
 横浜〜桜木町間が乗り降り自由な、桜木町と東急鉄道線各駅間の往復割引乗車券。ただし、横浜、高島町、桜木町、新玉川線渋谷、こどもの国駅と世田谷線の駅では発売されない。価格は、各駅で異なるが、普通乗車券で桜木町まで往復するよりも平均20%割引となる。発売は、11月1日から平成11年3月31日までで、乗車当日に限り有効。
 また、この乗車券を持っていると、みなとみらい21地区の店で優待サービスが受けられる。「ビックリマーク・チケット!」はクイーンズスクエア横浜にある専門店街「at!」のみだったが、ランドマークタワーの展望フロア、コスモワールドの乗り物回数券、横浜港観光船の割引まで特典が拡大している。


東急の車両ビデオ発売

1998年11月12日追加

 小学館プロダクションより、東急線の車両を紹介するビデオ「東急電鉄 車両のすべて」が発売される。12月16日発売予定で、税込で3,975円。車両以外にも長津田工場や検車区も入っている。


二子玉川園の工事が進捗

1998年11月23日追加
1998年11月30日更新

売店 売店 新デザインの駅名票 新旧デザインの駅名票
 左から建設中の売店、営業開始後、2番線の新デザインの駅名票、3番線の新旧デザインの駅名票。

 二子玉川園の上りホーム用賀寄り先端に売店が新設され、11月21日から営業を開始した。
 下りホームには、とうとう新デザインの駅名票が登場した。11月19日に用賀寄りの2つのみ交換されている。24日には、上りホームの駅名票が、上の画像のもの以外が新デザインに交換された。
 また、新玉川線下り線(2番線)、大井町線下り線(1番線)の入れ替えが近づいており、建設中の新玉川線・大井町線の新下り線では、11月中旬頃から架線柱が立てられており、27日頃から架線を張り始めた。


横浜駅のテコプラザ移転

1998年12月18日追加

旧テコプラザ
 画像は、仮店舗の旧テコプラザ。

 横浜駅のテコプラザは、横浜駅改良工事に伴い7月から、改札口横から渋谷寄りへ移転し、仮店舗で営業していた。12月6日に改札口横へ再び移転した。改札口の横ではあるが、以前は海側だったが、今回は山側へ移転している。


横浜駅に改札口新設

1998年12月18日追加

新改札口 新改札口
 左は、改札の外側。右は、改札の内側。

 11月24日に、横浜駅に改札口が新設された。1番線ホームの高島町寄り先端に、新たに階段が新設され、従来の改札口の前にある自由通路を通らずに相鉄の改札口へ行けるようになり、相鉄の乗り換えが便利になった。
 この改札口は、駅務掛は配置しておらず、無人である。自動改札機は、液晶画面付きSF対応が3台で、1台は車椅子対応の幅広タイプ、残り2台は検知バーがないタイプである。自動精算機は、斜めのタイプが1台設けられている。自動券売機は設置されていないので、あらかじめ乗車券を用意していないと入場することは出来ない。利用できるのは、5時から24時25分までとなっている。


二子玉川園1・2番線切り替え

1998年12月18日追加

 二子玉川園駅改良工事の進捗により、12月13日に新玉川・田園都市線下り線(2番線)、大井町線下り線(1番線)の入れ替えが行われた。
 入れ替えの前日は、23:01発の102-232レ以降、すべての列車が4番線発着となった。大規模な切り替えではなかったため、運休になる列車はなく、駅周辺の道路が通行止めになる程度であった。切り替え後、初電から通常通り運行された。
 切り替えから18日の時点までは、案内のため1番線に掛員が客扱いを行っていた。
 今後の予定は、1999年夏に新玉川・田園都市線上り線(3番線)、大井町線上り線(4番線)の入れ替えを行い、大井町線は2番線が到着専用、3番線が乗車専用になる。1999年秋に改札口を移設。2000年初頭に下りホームへの下りエスカレーターが使用開始となる。


電車とバスの博物館クリスマスイベント

1998年12月18日追加

 高津駅下にある電車とバスの博物館で、19、20日にクリスマスイベントが行われる。開催時間は、10:00〜16:00。


7915Fが入場中

1998年12月18日追加

 池上線所属の7915Fが、14日の時点で長津田工場に入場している。


等々力に自動改札機導入

1998年12月18日追加
1999年1月16日更新

工事前 工事中 完成後 完成後
 左から、工事前の改札口。工事中の改札口。完成後の改札口を外側から見る。完成後の改札口を内側から見る。

 大井町線等々力駅に、自動改札機が導入されることになった。すでに11月30日から工事が始まり、12月28日までに終了した。変則的な配置となり、液晶画面付きSF対応タイプで5通路できた。内、1通路が幅広タイプになっている。駅務掛は、駅務室にいるため、自動改札が通れないときなどは、壁に付いているインターホンで駅務掛と会話できるようになっている。通常、自動改札機の上にも天井から吊した出入口の表示器が取り付けられているが、今回の自動改札化では省略されている。
 また、同時に斜めのタイプの自動精算機が1台新設された。


長津田駅7番線の工事

1998年12月18日追加

 長津田駅の7番線ホームでは、上屋延伸工事やコンコースから直接7番線へ行けるように階段が建設されている。
 また、7番線へはエレベーターが出来るようである。


こどもの国線に恩田駅新設

1998年12月18日追加

 こどもの国線の通勤線化工事が行われているが、長津田〜こどもの国の中間に出来る駅が「恩田」に決定した。現在、恩田駅のホームができる空間が現れてきている。また、横浜市のWebでは、新たに新造されるこどもの国線用の電車の完成予想図が、公開されている。

関連リソース


年末年始の運転

1998年12月18日追加

 東急各線では、12月30日(水)〜1月3日(日)は全線休日ダイヤで運行する。ただし、こどもの国線は、12月31日、1月1日は休園日ダイヤで運転。また、12月31日の深夜は、東横線、新玉川・田園都市線で終電の繰り下げ、元旦の初電は繰り上げ運転を行う。詳しくは表を参照。

繰り下げ・繰り上げ時間運転間隔備考
東横線約1時間30分 
新玉川・田園都市線長津田〜中央林間を除く
大井町線なし 
目蒲線なし 
池上線なし 
こどもの国線なし 
世田谷線なし