KTT Railway Informationは、2006年4月1日に10周年を迎えることができました。ありがとうございます。
この10年間で、KTTで取り上げている鉄道各社、Webの技術、インターネットを取り巻く環境が大きく変わっていきました。JR九州では485系がほとんど淘汰され、特急列車はJRになってからの新製車両となり、九州新幹線の開業もありました。東急では武蔵小杉までの複々線化工事完成、横浜〜桜木町の廃止、5000系列の増備等様々な出来事がありました。路面電車では西鉄北九州線、名鉄岐阜市内線、美濃町線の廃止、超低床電車が各地でデビューしました。
一方、インターネットは10年前はまだまだ少数の人たちが利用しているに過ぎず、公式サイトを開設しているところもほとんど無く、東急でさえ新卒者向けのリクルートページがある程度でした。公式サイトがそのような状況であったので、個人でページを公開している人もまだまだ少なく、両手で数えられる程度だったと思います。ネットワーク環境もずいぶん貧弱で、プロバイダーは従量課金、速度はモデムでの接続だったので、早くても56kぐらいだったように思います。今ではADSLや光ファイバーがかなり普及して当時より遙かに速い回線で、しかも定額料金で利用できるまでになっています。また、NetscapeとMicrosoftのブラウザ戦争後のW3CによるHTML等のWeb技術の標準化の広まりで、サイトの作成も大きく変わっていきました。
KTTはWeb技術の変化も取り入れながら、様々な出来事を掲載して参りましたが、モチベーションの波があって、重要な出来事(東急東横線横浜〜桜木町廃止等)が抜けていたりもしています。10周年を迎えることができたといっても、だらだらとここまで続けてきてしまったとも言えるかもしれません。とはいえ、自分の知識をまとめるという意味もあって、なんとかここまで続けることができました。他のサイトでも更新がストップしていたり、閉鎖されてしまうことがありましたが、KTTはまだまだ少しずつですが内容を充実させていきたいと考えております。今後もときどきお越しいただければ幸いです。また、ご返事が出せないことが多々ありますが、KTT Forum、もしくはメールにてご感想、ご意見をいただけますと、大変うれしく思います。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
2006年4月1日
Webmaster ひと
10周年を記念しまして、Homeページの変遷を見ながら、KTTのこれまでの歴史を振り返りたいと思います。各内容は、順次公開していきます。