1999年4月24日
JR九州のWebに、現在開発中の新型電車のことが載っている。「815系は、アルミ製の車体や新しい電力回生ブレーキシステムの採用による軽量化・高性能化で、大幅な省エネ・省メンテナンスを図っています。」ということで、815系は813系をより進化させた車両のようである。
1999年4月24日
5月5日のこどもの日に、JR九州全線の快速・普通列車に乗車する、中学生以上の人と同行する小学生が2人まで無料になる。ただし、4月26日から5月4日までに駅で配られる「小学生体験きっぷ」が必要になる。
1999年8月9日
12月4日に実施されるダイヤ改正から、寝台特急「さくら」と「はやぶさ」が、東京〜鳥栖で併結運転となる。「さくら」の佐世保行きは廃止になる。改正後のダイヤは以下の通り。
下り↓ | 上り↑ | |||
---|---|---|---|---|
さ く ら | は や ぶ さ | さ く ら | は や ぶ さ | |
東京 | 18:03 | … | 11:27 | … |
大阪 | 1:09 | … | 4:29 | … |
博多 | 9:56 | → | 19:43 | ← |
長崎 | 12:53 | ↓ | 16:44 | ↑ |
熊本 | − | 11:47 | − | 17:30 |
1999年8月9日
南福岡駅の駅ビルが完成し、7月30日に開業式が行われた。
駅ビルは、9階建てで、2階が駅舎、1、2階がフレスタ南福岡、3〜9階が賃貸マンションのRJR南福岡となっている。
1999年8月14日
豊肥本線熊本〜肥後大津の電化開業が10月1日に決まった。同時にダイヤ改正が実施される。
電化後は、熊本〜肥後大津の普通列車は3本増発され、ほとんどが815系による運転で、電化により2〜3分の短縮となる。熊本〜武蔵塚の1往復が、肥後大津まで延長される。
また、熊本までの特急有明が、水前寺まで11往復が延長され、さらに1往復は肥後大津まで運転される。途中停車駅は、新水前寺、水前寺、武蔵塚。博多〜水前寺の所要時間は、平均1時間35分になる。
1999年10月3日
来春に投入する、かもめ用の新型特急車885系を新製する事になった。
885系は、VVVFインバータ制御の制御付き振り子車で、最高時速は130km/h。車体はアルミ合金製で、塗色は白を基調とし、黄、黒。先頭は883系よりも丸くしたデザイン。室内は、フローリングの床で、シートは革張り。グリーン車は、3列独立シートが採用される。車端部のドアは、防音のため二重にしている。6連7本42両が製作される。1編成の製作費は、約11億円。
特急かもめは、来春から現行の783系の列車が885系に、485系の列車が783系の運転になる。885系の列車は、博多〜長崎の所要時間を約10分短縮する。
1999年10月3日
10月17日から2000年3月中までに福岡地区の25駅に自動改札機を導入する。さらに、2000年度以降に福岡・北九州地区の全59駅に導入する。
1999年12月22日
来年3月11日に実施されるダイヤ改正の内容が発表された。今回のダイヤ改正では、特急列車運用が大幅に変更されている。
鹿児島本線では、有明は、すべて787系による運転になる。また、有明は、博多1725→水前寺1859、博多2135→熊本2303の2本が増発される。
博多発門司港行きのにちりん102、つばめ102が、きらめき2・4号に列車名が変更される。
長崎本線では、かもめが2往復増発の24往復になり、そのうち16往復が885系、8往復が783系による運転となる。885系使用の列車は、博多〜長崎を平均10分短縮し、最速1時間47分となる。
また、博多〜佐賀では885系による、かもめ103・104号の1往復が増発される。
日豊本線では、ソニックが6往復増発される。2往復は、佐伯まで延長される。また、下曽根停車のソニックが下り列車で2本増える。
一方、にちりんは、にちりんシーガイアが廃止され、12往復から8往復に減少する。
延岡〜宮崎空港には、新たに「ひゅうが」が4往復設定される。
きりしまが清武に停車するようになる。
佐世保線では、みどり、ハウステンボスがそれぞれ専用塗装の783系に置き換えられる。しかし、ハウステンボスは、平日8往復から4往復、土休日10往復から8往復に削減される。
大村線では、シーボルトが若干スピードアップし、最速81分となる。
寝台特急では、あかつきと彗星が門司まで併結となり、あかつきの佐世保行きが廃止される。
えびのを廃止され、くまがわが4往復から6往復となる。
日豊本線では、大分〜柳ヶ浦、大分〜佐伯の列車が最大14分短縮となる。
久大線では、久留米〜御井に久留米大学前を新設される。また、大分〜豊後国分で3往復増発される。
豊肥本線では、大分〜豊後竹田で列車により最大24分短縮される。
大村線では、快速シーサイドライナーの全列車が大塔、日宇に停車する。