西鉄1000形

0両 現役車なし

 1953年に登場した2車体連接車で、1967年まで製造が続けられて、最終的に64編成となった。そのうち、7編成は後から中間車のC車を製造し3車体連接車となった。川崎車輛、近畿車輛、帝国車輛、日立製作所、日本車輌、九州車輛の6社により製造された。
 A車(黒崎寄り)はパンタグラフと主制御器、B車はMGとコンプレッサーを装備している。C車は中間付随車である。当初、車掌は2人乗務していたが、 1968~69年にツーマン化改造された。1988年に連接車の運転は廃止されたが、利用客が予想より多かったため復活した。2000年の時点では筑豊電鉄の応援車両として2編成が朝ラッシュ時にのみ運用されていた。

 2000年11月の北九州線廃止により、全車廃車されて、形式消滅している。

諸元表

最大寸法(長さ×幅×高さ)18,400×2,400×3,940mm
自重22.2t
定員(座席)130(54)人
集電装置パンタグラフ
制御方式間接自動抵抗制御
駆動方式吊り掛け
主電動機出力45.0kw×4
台車KD-14
車号冷房製造年月製造所現在車齢(年)
10181999年4月廃車解体
10191999年4月廃車解体
1020なし1955/4近畿車輛2000年11月廃車解体45
1024なし1958/2近畿車輛2000年11月廃車42

1018 (1018A-1018B)

 1999年4月に廃車・解体された。

1019 (1019A-1019B)

 1999年4月に廃車・解体された。

1020 (1020A-1020B)

黒崎車両工場 2000/8/27
西黒崎~熊西 2000/8/27

 北九州線廃止により、2000年11月に廃車解体された。

1024 (1024A-1024B)

楠橋車庫 1999/9/9

 北九州線廃止により、2000年11月に廃車された。廃車後、福岡市東区西戸崎のみつみ老人福祉施設で保存されている。

関連リソース