阪堺モ161が昭和40年代に復元

 阪堺電気軌道は、阪堺線開通100周年を記念してモ161を昭和40年代の姿に復元した。

 外観は南海色に、屋根は鉛丹色に塗り替えられている。側面のドアは作り替えられている。南海の羽車の社章も復元されている。行先表示器は撤去されたようで、蓋がされている。車内は、木の部分は塗装を剥がしてニス塗りに、シートは青色に、床は板張りに戻されている。ベルも復元されている。

 当面は、イベントや貸し切り電車として使用される。

 また、モ161形の最終増備車であるモ176の就役から80周年となったことを記念して「モ161形車就役80周年」記念グッズを発売している。ミニタオル、ピンバッジ(2個)、製造所名板のミニチュアレプリカがセットになったもので、1セット2,000円、1,000セット限定。本社2階、我孫子道乗車券発売所にて発売。

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