岡電、チャギントンの観光電車導入へ

 岡山電気軌道は、観光電車「おかでんチャギントンリアル電車・ウィルソン/ブルースター号」を年内に導入する。イギリスのアニメ「チャギントン」の「ウィルソン」と「ブルースター」を1両ずつデザインしたもので、新潟トランシス製の2車体連接超低床電車。水戸岡鋭治氏によるデザインで、車内はほとんどアニメには出てこないため、オリジナルのデザインとなっている。チャギントンの実車化は世界初。今秋に完成し、年内に運行を開始する予定。製作費用は、約5億円。

 土休日、夏・冬休みを中心に1日5・6回運行する計画で、ルートは岡山駅前→清輝橋→岡山駅前→東山。全席予約制で、定員62人(座席16人)。予約は3月下旬に開始する予定。料金は、運賃、おかでんミュージアムの入館料、グッズをセットにして数千円となる見込み。年間3万人の乗車が目標。

 その後、10月23日に東山車庫に搬入された。10月31日に試運転を開始するが、車内は未完成で、年内に完成予定。車号は1081。当初の予定より遅れて、予約は12月15日から、営業運転は2019年3月16日に開始する予定。
 さらに、予約開始は12月26日に変更となった。

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